敵を知り己を知れば
健康危うからず
知っておきたい
免疫基礎知識

忙しさやストレスで免疫力が低下しがちな現代、免疫を知ることから健康な明日を目指しませんか。
難しい免疫の話をちょっとだけ、簡単にご紹介します。

見えない敵から
私たちを守る免疫

私たちの周りには、目に見えない小さな敵がたくさんいます。 呼吸する空気にも、食べ物や飲み物にも、肌や口の中、お腹の中にも、無数のウイルスや細菌、カビといった目に見えない敵がうようよしているのです。でも、私たちはこれらの敵を気にすることなく元気に暮らしていくことができます。これはなぜでしょう。
私たちの体がこうした敵に負けずに健康を保てるのは、この敵をやっつける仕組みが備わっているから。
その防衛システムこそが“免疫”です。

防衛システム“免疫”をつくる
『免疫細胞』

免疫とは、何種類もの免疫細胞が役割を分担し、連携して敵をやっつける防衛システムです。
免疫細胞は外敵と戦うため、体中に散らばっています。例えば、血液中の「白血球」もそのひとつです。
そうした免疫細胞たちが協力し合って、体を蝕もうとする細菌やウイルスなどを見つけ出し、特徴を分析し、敵の種類に応じた攻撃方法でやっつけます。こうして、私たちの健康が守られているのです。敵をやっつけて健康を守る免疫の能力の高さを、“免疫力”と言います。

不調は免疫力が
弱まっているサイン!?

免疫の働きの強さ“免疫力”には個人差があります。同じ職場で働いているのに風邪をひく人とひかない人がいます。学級閉鎖になって寝込む子供がいる一方、突然の休みに元気にはしゃぎ回る子もいます。
この違いが免疫力の差です。
通常、年を重ねていくと免疫力は衰えていきます。それだけでなく、普段の生活習慣によっても免疫力は大きく変化します。

ストレスの多い人や不規則な生活、偏った食生活をしている人は、免疫力が弱くなりがちです。
「年をとって風邪が治りにくい」、「忙しくて肌が荒れる」、「不規則な生活で疲れやすい」、「大きな仕事があるときに限って体調を崩しやすい」といった、よくある体の不調は、免疫の働きが弱まっているサインかもしれません。

Goldstein A.L.,et al“., Physiology and Cell Biology of Aging."(1979)

免疫力が低下する原因の一つに加齢があります。ある種の免疫力は20歳前後をピークに加齢とともに低下し、これに相反する形で感染症などが増加します。

生活を見直して免疫力を取り戻そう!!

免疫力が弱まっていると感じても悲観することはありません。生活習慣を見直すことで、本来の免疫力を取り戻すことができるかもしれません。適度に運動する、適度な休息をとる、規則正しい生活をする、ストレスを溜めない、バランスの良い食事をとるように心がけて、本来の免疫力を保ちましょう。
一方で、免疫力を高めてくれる食品があることはご存知でしょうか。特に、乳酸菌には免疫力を高める力をもつものがあり、近年注目が集まっています。