House Wellness Foods 乳酸菌HK L-137研究所/専門家向け学術情報 for Experts
HK L-137の特徴

HK L-137の安全性

食経験

乳酸菌は、発酵食品に広く使われている安全性の高い有用な微生物です。乳酸菌L-137の属するラクトバチルス・プランタラム(Lactobacillus plantarum)は、ぬか漬けやキムチ、ザワークラウト、ピクルス、サワードウ、ヨーグルトなどの発酵に関わる乳酸菌で、古来より人々の食に深く溶け込んできました。また、食品に含まれるばかりでなく、ヒトの口の中や消化管にも広く存在していることが分かっています。

こうした事実から、乳酸菌L-137が属するラクトバチルス・プランタラムは食経験のある安全な乳酸菌だといえます。

乳酸菌L-137も、東南アジアで食べられている発酵食品から発見された、食品由来の安全な乳酸菌です。

安全性試験

これまでにいくつもの試験を実施して、HK L-137が科学的にも安全であることを確認しています。

毒性試験

標準遺伝毒性試験である復帰突然変異試験、染色体異常試験、小核試験を実施し、HK L-137に遺伝毒性がないことを確認しました。
さらに、単回投与毒性試験 (急性経口毒性試験)を実施して、過剰摂取による急性毒性が認められないことを確認しました。

臨床試験

臨床試験(二重盲検無作為化比較試験)を実施し、ヒトが摂取したときの安全性を確認しました。

健常な方を対象として、10 mgのHK L-137を含むカプセルを30名に、対照としてこれを含まないカプセルを30名に、1日1個12週間摂取してもらい、安全性を評価する項目を検査しました。
その結果、いずれの項目においても問題は見られず、長期摂取における安全性が確認できました。

こうした試験の結果から、HK L-137は安全な素材であることが明らかとなりました。

安全性審査

安全性試験の結果をまとめ、論文を投稿し、受理されました。

「Safety studies of LP20 powder produced from heat-killed Lactobacillus plantarum L-137.」 Hirose Y, Regul Toxicol Pharmacol. 54: 214-20 (2009年)

食経験や安全性試験の結果などをもとに、2009年に米国において、Self-Affirmed GRAS*1に認められました。
さらに同年、欧州においてNon-Novel Status*2の認定を受けました。

*1
Generally Recognized As Safeの略。米国FDAが設定する食品の安全性に関する制度で、厳格な審査を経て安全性が保証されている食品として認められたことを示します。

*2
ラクトバチルス・プランタラムは古くから食経験があり、安全性の担保された食品として、EU安全当局より認定を受けました。

HK L-137は、長年の食経験からも、さらには学術的にも、また国際的にも安全性が認められた素材です。
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